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もみじライン 法然院
法然院  (地図) 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
法然院・山門法然院・山門

 京都めぐり、法然院を旅行。

法然院(ほうねんいん)は、浄土宗捨世派の本山で、東山の善気山の山麓に位置する。この地は鎌倉時代の初めに浄土宗の祖・法然(ほうねん)の草庵があり、弟子の住蓮(じゅうれん)、安楽(あんらく)とともに念仏三昧の修行に勤めていた。
法然の教えは、無知で貧しい人々であっても念仏を唱えることで救われるというもので、庶民にも親しみやすく、鎌倉時代に入ると急速に信者を増していった。
 庶民だけでなく武士や貴族にも帰依者があらわれ、既存の仏教界は法然への反発を強めた。
 ところで、法然の弟子の住蓮、安楽の2人は美男のうえ美声の持ち主として有名であった。そのため2人が開く念仏の会は女性信者が多く集まったが、これが仇となってあらぬ疑いをかけられてしまう。すなわち後鳥羽上皇に寵愛されていた伊賀の局ほかの女官が、念仏の会にことよせて住蓮、安楽と密通したと噂されてしまったのである。これを聞いた後鳥羽上皇は、2人を死罪に、その師である法然を四国へ追いやった。このほか親鸞(しんらん)など何人かの高弟も京都を追われている。承元元年(1207)の出来事で、承元の法難と呼ばれる。既存宗教はこの成り行きに喜んだが、浄土宗はかえって活動の幅を広げ発展した。
 事件のもとになった草庵は以後久しく荒廃していたが、江戸時代に知恩院38代門主万無和尚と弟子の忍澂(にんちょう)によって再興された。
 内部は通常非公開だが、春と秋に特別公開される。境内は椿の名所として知られる。また墓地には谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)、河上肇(かわかみはじめ)など著名人の墓が多い。

 京都めぐり、方丈庭園を旅行。

中央に阿弥陀三尊をあらわした三尊石を配置した浄土庭園。善気水と呼ばれる泉は、茶水に適し、洛中名泉に数えられる。
三尊石三尊石

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