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もみじライン 曼殊院
曼殊院  (地図) 京都市左京区一乗寺竹ノ内町
曼殊院曼殊院

 京都めぐり、曼殊院を旅行。

曼殊院(まんしゅいん)は、竹内(たけのうち)門跡ともいい天台宗5門跡の1つとして知られる。皇族との関わりゆえか、そのたたずまいは寺というよりも貴人の邸宅を思わせる。
歴史は古く、最澄が比叡山上に設けた堂宇を、天慶年間(938〜47)に是算(ぜさん)が西塔北谷に移し、東尾(とうび)坊と称したのに始るという。下って応仁年間(1108〜10)、第8世忠尋(ちゅうじん)によって寺号が改められ、曼殊院となる。是算が菅原氏出身だった関係から代々の院主が北野天満宮の別当職を兼務し、北野天満宮に近い北山に別院が設けられ、いつしかそのほうが曼殊院の中心となった。しかしこの別院は、室町時代に足利義満が北山山荘(のちの金閣寺)を造営するために現在の京都御所近くに移された。
 なお、明応4年(1495)に伏見宮親王の子、慈運(じうん)が入寺して以来、代々法親王が院王となり、門跡寺院に列せられた。
 現在地に移ったのは明暦2年(1656)良尚(りょうしょう)親王の奏請による。良尚親王は桂離宮を造営した八条宮智被仁(としひと)親王の子で趣味人でもあった。そのため建物や庭園には、桂離宮の書院にも通ずる洗練された意匠が見られる。

 京都めぐり、大書院を旅行。

寄棟造、柿葺(こけらぶき)の書院建築(じゅうぶん)。主要2室の十雪の間、滝の間の名は狩野探幽の筆の襖絵の画題による。巻物、扇、瓢箪、鞭をかたどった廊下の杉戸の引手も必見。
大書院大書院
小書院小書院

 京都めぐり、
小書院(閑静亭)を旅行。

寄棟造、柿葺(重文)。主室の「黄昏(たそがれ)の間」にある「曼殊院棚」と呼ばれる瀟洒な違い棚、菊花を散らした欄間など、すみずみに繊細な意匠が施されている。付属する八窓軒(非公開)も重文。
違い棚
違い棚
欄間
欄間

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