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京都旅行寺めぐり

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もみじライン 修学院離宮
修学院離宮  (地図) 京都市左京区修学院薮添
客殿
修学院離宮・客殿(きゃくでん)

 京都めぐり、修学院離宮を旅行。

比叡山を背にした高台の地にあり、約5万4千平方メートルに及ぶ広大な敷地を占める。上御茶屋(かみのおちゃや)や、中(なかの)御茶屋、下(しもの)御茶屋と呼ばれる3つの大庭園が、松の並木道で結ばれている。その周囲の森や田畑まで取り込んだ構成は、皇室の庭にふさわしく雄大かつ高雅である。
この離宮は江戸時代初期に後水尾(ごみずのお)上皇が造営した山荘がもとになっている。後水尾上皇は在位中に徳川幕府に対して強い不満を抱いていた。徳川家康は政治の実権を握ると、大名を支配するように、宮中をも支配しようと画策し、元和元年(1615)には「禁中及び公家諸発度」を制定。これによって天皇の行動も幕府の監視下に置かれることになった。その5年後には秀忠の娘和子、すなわち家康の孫娘を後水尾天皇の中宮とし、宮中における幕府の力をますます強化した。寛永6年(1619)、後水尾天皇はついに自ら退位を選び、上皇となる。退位後は政治の場で報われなかった才能を学芸の分野で発揮し、寛永文化の発展につくした。
上皇は在位時代より山荘の造営にふさわしい場所を長く探して求めていたが、なかなか希望に叶う土地を見つけれずにいた。しかし、承応4年(1655)早春、修学院村にある皇女の草庵を訪れた際に、見事な景観に心を打たれ、この地に山荘を築くことを決意する。工事は幕府の協力のもとに進められ、万治2年(1659)にほぼ完成。設計は上皇自身が行った。
 上皇はこよなく愛したが、延宝8年(1680)に85歳で崩御し、その後は何度か修理の手が加えられたものの、荒廃してしまった。本格的に復興されたのは、文政7年(1824)の光格上皇の臨幸のときである。明治17年に離宮となり、翌年、それまでなかった中御茶屋が設けられた。
 現在建物内部は一般公開されていないが、庭園は申し込み制で見学可能である。敷地が広いため、見学には1時間半程度の時間がかかる。

 京都めぐり、下御茶屋を旅行。

下御茶屋(しものおちゃや)は修学院離宮の正門すぐにあり、御茶屋のなかではもっとも小さく、書院と茶室からなる。庭園は池泉(ちせん)鑑賞式庭園で、袖形(そでがた)灯籠、櫓形(やぐらがた)灯籠などを配置する。
下御茶屋
下御茶屋
寿月観
寿月観(じゅげつかん)

 京都めぐり、寿月観を旅行。

下御茶屋にある書院。文政7年(1824)再建。12畳の数寄屋造。

 京都めぐり、中御茶屋を旅行。

中御茶屋(なかのおちゃや)は、はじめ後水尾上皇の居所があった場所。のちに林丘寺(りんきゅうじ)となっていたが、明治時代に返還された。庭園には音羽川の水を引いた滝が流れ、物静かなたたずまいである。
中御茶屋
中御茶屋
霞棚
霞棚

 京都めぐり、客殿を旅行。

客殿(きゃくでん)は、修学院離宮の中御茶屋にあり、後水尾上皇の皇后の御所にあった対面所を移築したもの。一の間の飾り棚は霞(かすみ)棚といい、桂離宮新御殿の桂棚、醍醐寺三宝院(だいごじさんぽういん)の醍醐棚と並ぶ天下の三棚の一つ。室内の装飾はすべてにわたって女性の御殿らしく華奢で優雅。

 京都めぐり、楽只軒を旅行。

楽只軒(らくしけん)は、修学院離宮の中御茶屋(なかのおちゃや)にあり、はじめ後水尾上皇の居所であったが、明治までは林丘寺の正殿となっていた。簡素なたたずまいの書院。
楽只軒
楽只軒(らくしけん)
上御茶屋
上御茶屋

 京都めぐり、上御茶屋を旅行。

上御茶屋(かみのおちゃや)はもっとも高い場所にあり、敷地ももっとも広い。庭園は浴龍池(よくりゅうち)と呼ばれる大きな池を中心とし、舟遊(しゅうゆう)・回遊(かいゆう)両様式を兼ねる。

 京都めぐり、窮邃亭を旅行。

窮邃亭(きゅうすいてい)は、修学院離宮の上御茶屋の池の中島にある。造営当初の遺構。6畳の上段の間と13畳の下段の間からなる。散策の際の休憩所に使われた。
窮邃亭
窮邃亭
隣雲亭
隣雲亭

 京都めぐり、隣雲亭を旅行。

隣雲亭(りんうんてい)は修学院離宮の上御茶屋の南側にある。文政7年(1824)の再建。展望を目的とし、京都の北部、洛北の山々の雄大な景観が一望できる。上御茶屋の入り口である御成門(おなりもん)からここにいたる石段は、刈込みの生垣に囲われている。

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