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東寺(教王護国寺) (地図) 京都市南区九条町

 京都めぐり、東寺を旅行。

金堂正面
東寺・金堂正面
東寺は、寺社の多い京都の中でも古いものの一つであり、また平安お名残を伝える貴重な存在でもある。東寺は朝廷によって平安遷都と同時に造営された。場所は都の入り口、羅城門の東で、現在地と変わらない。羅城門の西には西寺が築かれたが、これはその後失われてしまった。
東寺は、はじめ外国からの賓客をもてなす宿舎になっていたという。遷都の約30年後の弘仁24年(823)、嵯峨天皇が唐から帰国した空海(弘法大師)に東寺をゆだね、いよいよ本格的な寺院として活動を始める。名前も教王護国寺と定められた。実はその頃の東寺は金堂ができていた程度で、まだ造営半ばにあった。工事がはかどらなかった理由は、朝廷の財力が乏しかったためといわれる。しかし空海は自らの学識を用いて五重塔や大講堂などの造営を進め、空海没後にようやく東寺は完成された。ちなみに空海は宗教の世界のみならず、漢文学、詩歌、書道、音韻額など日本文化のあらゆる分野に大きな影響を与えている。特に能筆ぶりは、「弘法も筆のあやまり」ということわざになるほどであった。また、日本語の50音の配列も、空海あるいはその弟子たちの功積であると目されている。平安時代末期には、朝廷の権力の衰えとともに東寺は荒廃するが、鎌倉時代、源頼朝と交流のあった文覚(もんかく)によって復興する。この時代、仏教が一般庶民に浸透していくにつれ「お大師様」の信仰が高まった。その後東寺は、後醍醐天皇、足利尊氏など権力者たちの信仰を得るが、室町時代は火災などの災難が続き、講堂、金堂、五重塔など主な建物を焼失してしまった。そんため現在ある建物は室町時代後半から江戸時代にかけて再建されたものである。東寺の境内では空海の縁日にちなんで毎月21日に「弘法さん」の縁日が行われている。北野天満宮の「天神さん」の縁日と並んで京都の2大縁日に数えられ、東寺の境内いっぱいに千店以上の露天が並ぶ。世界遺産登録。

 京都めぐり、金堂を旅行

東寺の本堂。(国宝)慶長10年(1605)、豊臣秀頼が旧金堂があった場所に再建。和様、唐様、天竺様を合わせた桃山時代の代表建築。本尊薬師如来像(重文)は桃山時代の作品だが、密教的薬師信仰の形をとどめる。
金堂
金堂
講堂
講堂

 京都めぐり、講堂を旅行。

室町時代の再建(重文)。堂内には、空海の思想をあらわす立体曼荼羅を安置する。それを構成する21体の仏像のうち、15体は創建同時から伝わるもので国宝に指定されている。
大日如来
    大日如来
立体曼荼羅
立体曼荼羅
降三世明王
降三世明王    

 京都めぐり、五重塔を旅行。

正保元年(1644)徳川家光が再建(国宝)。堂々とした安定感のある塔で、高さは約57メートル。京都のみならず、日本でもっとも高い塔である。ふだんは内部の見学はできないが、毎年1月1〜3日の初詣期間中のみ初層を公開する。
五重塔
五重塔       

 京都めぐり、灌頂院(かんじょういん)を旅行。

寛永11年(1634)徳川家光が再建(重文)。密教の儀式が行われる場所で、東寺の中でもっとも密教寺院らしさが強い。

 京都めぐり、宝蔵を旅行。

東寺宝蔵は、奈良の正倉院と同じ校倉造で、創建当時のものといわれる。

 京都めぐり、大師堂を旅行。

御影堂(みえいどう)ともいう(国宝)。14世紀の再建。神殿造であるが、寺院建築としては珍しい。鎌倉時代に作られた大師坐像(重文)がまつられ、毎月21日には御影供(みえいく)が行われる。
南大門
       南大門

 京都めぐり、南大門を旅行。

明治時代に三十三間堂の西門を移築。(重文)。桃山時代の豪華な意匠が特徴。

 京都めぐり、東大門を旅行。

鎌倉時代に文覚が再建(重文)。足利尊氏が東寺に逃れたとき以来、門を開けたことがないといわれ、不開門(あかずのもん)と呼ばれる。

 京都めぐり、宝物館を旅行。

平安京羅城門の毘沙門天(びしゃもんてん)立像(国宝)。東寺旧食堂の本尊千手観音立像(重文)などの寺宝を収める。3月下旬〜5月下旬、9月下旬〜11月下旬に特別公開がある。

 京都めぐり、蓮華門を旅行。

鎌倉時代の建築で古雅なたたずまいが美しい。(国宝)
持国天
    持国天
多聞天
多聞天
広目天
広目天     

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